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  • 第三十回 絡まる要素

    魚を輸出するという観点においても、どの魚をどう発信していくのか、迷いと不安が生じてしまい、地域の美味しいものではなく、「日本で売れているもの」=「日本で既にコモディティ化が進んでいる商品」を販売促進してしまう傾向が強いよ…

  • 第二十九回 刺身パンは美味しいのか?

    さて、ここまでは私自身が「疋田拓也」を彼と表現し、幼少期から築地前編である鮮魚セリ人時代、そして築地後編となる貿易を中心とした商社業務時代についてと話が移り変わってきた。 そこで、日本から魚を輸出するという事を主題に「世…

  • 第二十八回 移り変わる

    私の2021年5月現在の業界環境における考え方としては、「あまり1つの事業だけを大きくし過ぎない。費用を分散する意味を込めて、小さい事業を組み合わせる。そして最終利益を最大化させる」を暫定的正解としている。 拡大はコスト…

  • 第二十七回 正しいから正しいを選ぶ難しさ

    関係性の副産物(大使館交流会で直接的には売上や利益に繋がらないが、結果として機略縦横の働きをする)が帰国後の活動を通じて多く見受けられた。 一社ずつの議事内容は掲載することは出来ないが、結論として「世界に築地を自分が売り…

  • 第二十六回 得られるものは利益だけではない

    貝類買付において難しいことは、中国産アサリは日本向けに輸出できるが北朝鮮産アサリは輸出出来ないことだ。 ただ、先述のように漁獲海域は非常に隣接しており、その線引きを厳格に行うことが求められる。 北朝鮮産は中国産に比べて安…

  • 第二十五回 最前線の現場

    「築地を世界に売りに行く」という象徴的キーワード。 そこからの思考回路はシンプルであった。 まずは誰がどのように売りに行くのかという点である。 2016年から2018年にかけて「築地を世界に売りに行く」を基軸として、海外…

  • 第二十四回 見えている事と見えていない事

    生物多様性を理解し、未利用資源を活用し、地場に貢献出来るような仕組みを現地(海外拠点)に構築する。 「築地を世界に売りに行く」という姿勢は、その成果物(水産物そのものや水産物加工品)を販売するという事に限らず、日本が持つ…

  • 第二十三回 最初が最後

    アラスカでの主要産地を視察すること数十か所。 車やセスナの移動を重ね、色々なことが見えてきた。 そして、サケ魚種中心の漁獲=主要収益をサケ事業で賄っている経営方針の企業がほとんどで生態系多様性をほとんど視野に入れていない…

  • 第二十二回 常識の定義

    当時、会社の方針でイクラ事業を伸ばすという方針の中、それに沿う形で私が北海道モノと海外モノの取扱強化していたわけだ。 では、その転機のきっかけとなるアラスカ出張とはどんなものであったのか。 もう少し紐解いて共有をしたいと…

  • 第二十一回 それがこうなる

    「物流拠点」となれば、どうなるだろうか?答えは簡単である。 買い手としては「1円でも安く、1秒でも早く、その場を通過して欲しい」という事だ。 ここで少し市場での物流とそれに関係する利益構造について共有しておこう。 可視化…